ギアス

２期も１期と同様ルルが手に入れるもの、手放すもののバランスが絶妙でした。

今期ではやはりラストの「命と世界」の天秤ですね。
死んで全てを終わらせるのには賛否あると思いますが、「物語」としては最善の終わり方だと思います。
ルル自身も、自らをコマの１つとしてみていた節があるのでこの終わり方に違和感がありませんでした。
てか、この終わり方を前提として話があった様に思います。

この物語は、ルルが何を手に入れるかということに終始したかと思います。
そして、それと引き換えに何を失うのか。
初めは、ギアスと引き換えに平穏を。
１期のハイライトでは、日本人の支持と引き換えにユフィを。
そしてその交換と同時に、ルルの心が削れて行く様子も描写されていて面白い作品でした。

この前のマクロスと同様、ロボット物は敬遠していましたが、やっぱり損してたんやろなぁｗ
これからは、レビューとかみながら面白そうなのは好き嫌いしないようにします。

そして、話はガラッと変わって時事になりますが。
兵庫県知事が「関東大震災は関西にとってチャンス」と発言したとのこと。
ボイスレコーダーに省略されずに残っていたのを放送していたのでメディアの操作も無いと思います。
・・・最低ですね。
大体のニュースは「あ～そうですか。」程度に看過する自分ですが、これは駄目です。
「震災＝人の死」である限り、それを望むのは卑劣極まりないと思います。
そういう意図でなかったとしても、そう取れる発言は最低だ。

話を戻して、ルルの場合も人の死を利用しましたが事故、不可抗力ということが殆どでした。
ユフィの場合がまさしくそうですね。
起きてしまった時にそれを立て直そうとする、もしくは対策を立てておくというのは良いですが、チャンスとするのは本当に不快です。思っていても口に出さないで欲しいです。

まぁ、やな話はおいておいて、明日はI'veのチケの抽選発表日。
ファンネルを多数出撃させたのでなんとか当たってて欲しいですね。