映画バージョン観て参りました。
感想を一言で表すと、「柴咲いらねぇ!」
この作品は元々東野圭吾さんが書かれた小説で同僚に薦められて読んだのですが、これがなかなか琴線に触れてお気に入りでした。
その後、ドラマで「ガリレオ」という「容疑者X」と同じ世界観のドラマが始まり人気を博し映画化の流れになりました。
ガリレオには全く興味は無かったのですが、好きな作品の映画化ということで前売り券を購入して見に行くことに。
原作を読んだのが1年以上前なので新鮮さも合わさってかなり楽しむことが出来ました。
とりあえず、「古畑任三郎」が好きならば見て損は無いと思います。
以下感想なのでネタバレ含みます。
この作品は的確に私のツボを押さえてきてくれています。
1・人の心理の裏を突いた構成
2・手紙
久々に容疑者Xを観ましたので内容はうろ覚えで芯の部分は覚えていたのですが、心理的要素は失念していて見事に裏をつかれましたw
推理モノなのでトリック的要素も大きいのですが、やはりこの作品の芯の部分は心理的要素が大きいと思います。
その部分を映画版では巧く描写していたと思います。
その点でこの映画は高得点確定です。
そして、ラストの手紙の部分では涙腺崩壊。
ゲーム「月陽炎」の頃から手紙表現には弱いんだよぉ。
ただ・・・、そういった心理描写に対して柴咲がKYなことばっか言うので正直邪魔でした・・・
まぁ、映画化されるためには彼女は必要な人気取りでしたので我慢しておきます。
その部分を除いても十分楽しめる作品でした。
映画館まで行く必要は無いと思いますが、DVDかテレビ放映されるならば是非見てほしい作品ですね。
自分はDVD買うと思います。
文庫本も持ってないので、中古本に出たころもう一度買うかな。